2008年02月08日

織る時間

巾の広いの織り物は時間がかかります。
そのうえ色数が増えるとなおさらです。
夜間や休日でも織りつづけます。

2007年07月11日

金糸

たとえば織物につかう金色の糸には
さまざまな種類の糸があります。

金色のフィルムを、細かく短冊状にスリットしたものや
蛇腹みたいによったものなどもあり
平金、丸金、棒金などの呼び名があります。

2007年05月23日

色経(いろだて)

織ネームの経糸(たていと)は、白色か黒色を使用し
ネームの地色は緯糸(よこいと)で表現します。

でもより鮮やかに、ネームの色を出すために
黄や赤色に染色した経糸をつかうときがあります。

2007年03月29日

学校マーク

新学期が始まるこの時期は
各地の小学校や中学校の校章がはいった
織ネームの依頼が多くみられます。

2007年03月15日

展示会

今年の秋冬衣料の展示会に向けて
織ネームの小口注文が舞い込む季節です。

2006年05月30日

ワンタッチ加工

タグを、製品にすぐ貼り付けられるように、
ネーム裏面に両面接着テープをあらかじめ付けることがあります。
簡単にできることからワンタッチ加工と呼んでいます。

2006年04月26日

織ネームの巾

織物の巾は、たて糸【経糸】の太さや織り組織【朱子織・平織etc・・】によってかわります。
あと大きな違いは経糸の本数です。
経糸400本で朱子織で36mm、平織で51mmほどになります。

2006年04月12日

消防士

消防士の階級ごとの、織ネームの製作依頼があります。

総務省消防庁の消防組織法で、消防吏員の階級は決められていて
消防総監、消防司監、消防正監、消防監、消防司令長、消防司令、消防司令補
消防士長及び消防士となっており、星の数やラインの太さなどに違いがあります。

2006年03月28日

’06 A/W

あちこちから桜の便りが届いていますが
もう今年2006年の秋冬向けの衣服につける、タグの製作依頼がきています。
先行して予約注文も入っているようです。

2006年02月01日

通学班長

小学校のネームの依頼がありました。
通学のときの、班長さんと副班長さんのネームです。
白地に黄色と赤色がベースで、遠くからでもとても目立つ色彩になっています。

2006年01月30日

スタッフネーム

あるコンサートツアーの、スタッフが着る服につける
ネームの製作依頼がありました。
数はそんなに多くはないのですが、ちょっとかっこいいですね。

2006年01月25日

平成の大合併

学校の制服などの名札に、織ネームが使われています。
市町村の合併に伴って、今まで○○町立△△小学校だったところを
××市立△△小学校に変えてとの依頼が増えています。

ここ丸岡町でも、今年の3月20日に
坂井町、三国町、春江町の4町が合併して、坂井市が誕生します。

2006年01月16日

リサイクル

織ネームを生産するときに、繊維くずが出ます。

それらはリサイクル業者により回収され
紙や鉄鋼を生産するための燃料として、リサイクルされます。
石炭に比べて半分以下のコストだそうです。

2006年01月10日

地酒

先日、知人のお祝いに福井の地酒を贈りました。

通常、日本酒のラベルは和紙がほとんどですが
その地酒には、金糸が織り込まれた
織ネームが貼られていました。

2005年12月06日

昨夜、ぱっと明るくなったとおもったら、ドドーンというものすごい音がしました。
おおきな落雷みたいです。

織ネームを生産していたジャガード織機、すべての電源がおちて止まっていました。
どこか故障していないか心配でしたが、すぐ復旧できました。

2005年11月29日

24時間

今のジャガード織機は、生産数を設定したり、
糸が切れたとき、自動停止するようになっています。
そのため、無人でも機械を動かすことができます。

とても忙しいとき、織機は昼夜を問わず24時間稼動しています。

2005年11月26日

パンチカードからフロッピーディスクへ

ジャカード織物を製造するためには、織柄のデータ(型)が必要です。

当初は、紋紙 ”もんがみ”というパンチカードでした。
短冊の形をした穴のあいた厚紙で、柄によって大きさと枚数がちがうのですが
何百枚と糸で綴られています。重さは1kgを軽く超えます・・

製品を織るたびに、紋紙の架け替えが必要だったのですが
いまはひとつの型がFD1枚になったため、とても楽になりました。
保管する場所も、以前よりかなり少なくてすみます。

2005年11月21日

巾は自由自在

当初、織ネームの巾は、1分(3mm)刻みでの生産でした。
5分(15mm)とか1寸7分(51mm)など

近年、織ネームの巾は、1mm刻みで巾の指定があります。

そのタグを付けるさまざまな商品
(スーツやTシャツ、カバンや靴、化粧品のパフ・・)
に対応するためでしょうね。